ご挨拶
三省物産株式会社は1953年の設立以来、合成樹脂専門商社としてプラスチック産業の発展とともに歩み続けてまいりました。
創業当初は一つひとつが小さな商材でしたが、お客様と真摯に向き合い、共に課題に取り組むことで、新たな分野への展開や商材開拓に成功してきました。
現在では、自動車・家電・電子部品・住宅設備・日用品・半導体関連など、幅広い分野に事業を拡大し、多様なお客様との信頼関係を築いております。
この成長の背景には、社員一人ひとりの真摯な姿勢と行動力、そして強固なネットワークを活かしたチームワークがあります。
プラスチックは高度経済成長期以降、私たちの生活のあらゆる場面で不可欠な存在となりました。一方で、地球温暖化をはじめとする環境課題に対する責任も増しています。私たちは、単なる製品の生産・販売にとどまらず、環境保全を企業の社会的責任と位置づけ、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。
具体的には、温室効果ガス排出量(Scope1〜3)の可視化と削減、ISCC PLUS認証に基づく持続可能な資源調達とトレーサビリティの確保、さらに再生樹脂やバイオマスプラスチックといった環境配慮型素材の提案・普及にも力を入れており、リユースの促進も含め、循環型社会への貢献を目指しています。
今後も、環境に配慮した経営を通じて、すべてのステークホルダーの皆さまとともに持続可能な未来の創造に貢献してまいります。
引き続き、変わらぬご支援とご厚情を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役会長
髙階 達也

代表取締役社長
森原 義明
会社概要
商号 | 三省物産株式会社(SANSEI BUSSAN CO., LTD.) |
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設立 | 1953年8月6日 |
本社 | 東京都中央区日本橋1丁目3番13号 東京建物日本橋ビル4階 |
支店 | 大阪市、名古屋市 |
営業所 | 広島市、仙台市 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 88名(2025年4月1日現在) |
事業内容 | 合成樹脂専門商社 |
事業目的 | 各種合成樹脂原材料、同副資材、補助薬剤、成形機械、 各種合成樹脂製品類、同素材、同フィルムシート、 化学製品並びに薬品類、電子機器関連部品類の輸入及び国内販売 |
役員
代表取締役会長 | 髙階 達也 |
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代表取締役社長 | 森原 義明 |
取締役(汎用樹脂統括) | 小松 孝士 |
監査役 | 小澤 敏秀 |
沿革
昭和28年8月6日合成樹脂、化学薬品の輸入並びに国内販売を主要業務目的とし、山下樵曹を社長として設立、以来数次の増資を行ない今日に至ります。
大正6年、三井物産株式会社がまだ三井合名会社と称したころに、農林部から分社しマレー半島など東南アジアでゴムを栽培、国内で販売するための100%子会社、熱帯産業株式会社が日本橋室町三井ビルに設立されました。
昭和20年、敗戦により旧三井財閥は解体、経営者は公職から追放されました。海外資産は占領軍に没収され、その子会社は休眠状態となりましたが、数年後、公職に戻った元三井物産株式会社のナンバー2の山下常務取締役が、昔の部下達と共に休眠会社の熱帯産業を母体として昭和28年に三省物産株式会社を設立しました。時代の先行きを見越し、業種内容を天然ゴムから合成ゴム・合成樹脂へと転換し、現在の当社の基礎が作られました。当時、合成樹脂は全く新しい素材で、現在の普及を見ると今昔の感があり、当時の着目が卓越したものであった事がわかります。これが合成樹脂専門商社として現在ある当社の生い立ちとなります。
創業当時は未だ戦後の混乱期で、日本人の多くはただ呆然とした状態で、何を目的にして行くべきか方向を見定めるのが困難な時代でありました。現在では考えられない程、外貨事情の悪い中、通産省にお百度参りをして、欧米のメーカーから合成樹脂原材料の輸入を始めました。
昭和30年に入ると、合成樹脂は我が国の化学品会社が欧米のメーカーから技術移転を受け国産化が始まりました。現在は、殆どの合成樹脂が国産化され、品質では世界一流になっています。
当社は、自社で直輸入し、自分達で築き上げた販路を武器に、国産メーカーと代理店あるいは特約店契約を結び、木目細やかなネットワークを展開して今日に至っています。
御存知の通り合成樹脂の粗原料は石油になります。我が国は殆ど石油資源がありませんので、2度にわたるオイルショックで振り回されることもありました。しかし、合成樹脂は今や、生活必需品となり、ポリバケツ・洗剤等の容器・家電製品・OA機器・自動車・又は建材としてあらゆる分野に使用されています。

1953年08月06日 | 資本金100万にて設立 |
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1957年04月01日 | 大阪営業所開設 |
1960年03月15日 | 大阪営業所を支店に昇格 |
1961年06月01日 | 名古屋営業所開設 |
1962年03月31日 | 資本金2,000万円となる |
1969年04月01日 | 広島営業所開設 |
1974年03月26日 | 資本金4,000万円となる |
1976年11月02日 | 福岡営業所開設 |
1979年06月01日 | 仙台営業所開設資本金 |
1980年04月01日 | 資本金6,000万円となる |
1982年04月01日 | 資本金8,000万円となる |
1982年04月01日 | 名古屋営業所を支店に昇格 |
1985年04月01日 | 資本金1億円となる |
1985年04月26日 | 藤沢アッセンブリー・配送センターを開設 |
1991年03月05日 | ショーテック株式会社設立 |
1993年02月 | 社債1億円を発行 |
2004年01月10日 | 合弁会社としてSANSEI BUSSAN(THAILAND)CO.,LTD.を設立 |
2004年12月07日 | SANSEI BUSSAN(HONG KONG)LTD.を設立 |
2006年01月25日 | 合弁会社としてのSANSEI BUSSAN(THAILAND)CO.,LTD.を解消し、同社を100%出資会社とする |
2006年10月06日 | ISO14001:2004/JIS Q14001:2004を取得 |
2012年09月27日 | SANSEI BUSSAN TRADING(SHENZHEN)LTD.を設立 |
組織図
全国主要都市に根を拡張。時代を呼吸しながら大樹へと成長してゆく三省物産株式会社。
組織づくりも横系列を尊重した、個性と個性のチームワークの良さで風通しのよい社風を定着させています。
三省物産の延伸力の土台はこうした組織づくりからポリシーを貫いているのです。

国内・海外拠点
国内拠点
東京本社
〒103-8339
東京都中央区日本橋1丁目3番13号 東京建物日本橋ビル4階
TEL: 03-3270-5721(代表)
FAX: 03-3270-2540
大阪支店
〒542-0081
大阪府大阪市中央区南船場3丁目9番15号 御堂筋武田ビル3階
TEL: 06-6252-5541(代表)
FAX: 06-6252-5548
名古屋支店
〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4番10号 名古屋クロスコートタワー13階
TEL: 052-561-2538(代表)
FAX: 052-581-7668
広島営業所
〒730-0021
広島県広島市中区胡町4-21 朝日生命広島胡町ビル3階
TEL: 082-545-8285(代表)
FAX: 082-545-8287
仙台営業所
〒980-0021
宮城県仙台市青葉区中央2-9-27 プライムスクエア広瀬通10階
TEL: 022-263-0691(代表)
FAX: 022-224-5772
海外拠点
SANSEI BUSSAN THAILAND CO.,LTD.
942/168, Charn Issara Tower, 24F, Rama 4 Road,
Suriyawongse, Bangrak, Bangkok, 10500, Tailand
TEL +66-2267-2100〜2101
FAX +66-2267-2103
SANSEI BUSSAN HONG KONG LTD.
Unit 2206, 22/F., The Metropolis Tower,
10 Metropolis Drive, Hunghom, Kowloon, Hong Kong
TEL +852-2893-3630
FAX +852-2893-3307
SANSEI BUSSAN TRADING
(SHENZHEN)LTD.
Room A 1430 14/F, Golden Central Tower No.3037
Jin Tian Futian District, Shenzhen, P.R.China.
TEL +755-2382-2997
FAX +755-2398-4148